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猫との暮らしQ&A

東京キャットガーディアンで猫を迎えるにあたってお問い合わせの多い項目について掲載致します。
里親を希望される場合は、東京キャットガーディアンホームページの「里親募集」ページをよく読み、ご理解、ご同意の上お申し込み下さい。

猫を迎える準備

Q.必ず必要な物は何ですか?

キャリーケージ、トイレ、トイレの砂、餌入れ、水入れ、ドライフードなどの食事※、隠れられる場所、猫を迎える安全な環境の準備。
※食事はそれまで食べていたものを継続して与えていただくことをおすすめします。 詳しくは「Q.シェルターの猫達は何を食べていますか?」をご覧ください。

ShippoTV通販部・シェルター併設ショップで、セット購入も可能です。ぜひご検討ください。
(ShippoTV通販部とシェルター併設ショップでは、セット内容が異なります)

Q.あると便利な物は何ですか?

ケージ(小さな子猫の時の事故防止や、一時的な隔離が必要な時など)
猫用爪切り(人間用でも代用可)、爪研ぎ、キャットタワー、オモチャなど
子猫のうちは、キャットタワーや高さのあるケージからの落下事故などもありますので、迎える猫の月齢等によっても用意するものは変わります。
猫用ベッドなど色々揃え過ぎて使ってくれなかった…、なんて事もありますので、徐々に揃えて行くといいかもしれません。

Q.シェルターの猫達は何を食べていますか?

ドライフードは月齢によってロイヤルカナンのベビーキャット、キトン、インドア、ウェットフード※を使用しています。
※ウェットフードは主に黒缶パウチ、カルカンパウチ、たまの伝説、ロイヤルカナン ベビーキャットウェットを使用してします。

猫によってはその他のメーカーのものや処方食等を与えている事もあります。
フードは、迎える猫が決まってから、最初は同じものを与えるのが望ましいです。
(フードを急に変えると食欲不振や体調不良の原因になります。)
迎える猫が決まってからシェルターで購入する事もできます。
お引取りの際には、与えていたフードを少量お分けしています。

Q.シェルターで使用している猫砂を教えて下さい。

トイレ砂は主に紙製の砂を使用しています。
シェルター併設のショップで購入することもできです。
お引取りの際には、使用していた砂を少量お分けしています。
用意したトイレにかけてご使用下さい。

Q.ペット保険は入った方がいいのですか?

動物は人間のように国からの医療保険が適用されません。
多額の医療費がかかってしまった場合すべて飼い主さんの負担となります。
ペット保険とはそういった「急な出費」に対して有効なものと考えられます。
保険会社によって補償内容は変わるため、加入前に各社を見比べることをお勧めいたします。

東京キャットガーディアンでもペット保険の加入は可能です。
→東京キャットガーディアンで取扱いの保険

住まいの準備

Q.脱走防止で気を付ける事を教えて下さい

猫は驚く程狭い隙間を通り抜け、高い壁を登ります。
猫の性格にもよりますが、網戸を破いてしまったり扉を開ける猫もいますので、万一の脱走が無い様に十分な対策を考えておいて下さい。
ドアからの脱走防止は、玄関に直結した部屋で留守番させないのが一番の対策ですが、出来ない時はドアの前に簡単な柵を置き、すぐに飛び出るのを防止するなどの方法もあります。

マイナビ賃貸にて、脱走防止などのコラムを連載しています。こちらもご参照下さい。
→賃貸物件で猫と暮らすためのDIY

Q.安全な環境とは?

猫の性質をよく理解し、家庭内での事故が起きない様に安全な環境をご用意下さい。
家庭内での事故の一例は、高所からの落下事故、オモチャ、紐状の物の誤飲などがあります。

Q.温度管理は必要でしょうか?

子猫のうちは室温は27度くらいが理想的です。
冬場はエアコンによる温度管理の他、電気アンカやホットカーペット※などを使用し、暖かい寝場所などを用意してあげるとよいでしょう。
※設定温度が高いホットカーペットは、長時間使用すると低温やけどをすることがあるため注意が必要です。

夏場は熱中症に十分気を付けて下さい。30度を超えると猫は熱中症になります。
しかし冷房にも注意が必要です。人間が丁度良いと思う温度は猫にとっては寒すぎます。
エアコンの設定温度を高めにし、猫ベット等に毛布などを入れると良いでしょう。
どの季節も、寒くなり過ぎたり暑くなり過ぎた時の逃げ場がある様にして下さい。

Q.トイレはいくつ必要でしょうか?

理想は頭数+1台です。
兄弟猫を2頭飼育する時は、子猫のうちは1台、成長したら2台または3台あるといいでしょう。
トイレは毎日掃除し、清潔にしてください。

日頃のケア

Q.爪切りって必要でしょうか?

室内飼育の猫は、家庭内での事故防止の為にも爪を切ってあげて下さい。
やり方が分からない場合はスタッフにお尋ね下さい。

Q.シャンプーは必要でしょうか?

ほとんどの猫は水が苦手です。入浴やシャンプーはお勧めしておりません。
汚れてしまった時は、お湯で湿らせたタオルやノンアルコールのペット用ウェットティッシュを使用する方法もあります。
夏毛や冬毛の抜ける時期はブラッシングをする事により、毛を飲み込んでしまったり、室内を毛が舞うなどを軽減できます。

先住猫、犬との会わせ方

基本知識

新入りが来たら、先住猫が怖がる(怒る)のが普通の反応です。
猫は群れで暮らす生き物ではなく、自分のテリトリーを守る習性があります。
先住が犬の場合、猫のほうに防衛反応が出る事があります。
先住猫(犬)を優先して、ストレスを与えないようにしましょう。
また、相性が合わない場合も想定して猫を迎える準備をして下さい。

新しい猫は知らない匂い、知らない人、知らない音に極度に緊張しています。
引き取ってから数日は先住に合わせず、新しい猫がリラックスできるようになるまで待つと良いでしょう。
猫によって環境になる期間は様々です。その猫のペースに合わせて時間をかけて行ってください。

先住猫と会わせる例1

  1. 新しく迎えた猫はケージにトイレや水をセットした状態で、全部を布やダンボールで覆って、先住猫から見えなくする。
  2. 新しく来た子の臭いや物音に先住猫が興味を示す。(あるいはこの段階で威嚇反応をする猫もいる)
  3. 先住猫が覗き込んだりして(怒らずに)興味を示すようなら入り口側の1面の布やダンボールを外して猫同士が見られるようにする。
  4. 双方共に怯えや威嚇行動が出ない場合は、短時間新しい子を外に出してみる。(必ず飼い主のいるときに)
上記の作業を、ひとつの部屋の中でだけ行う。

先住猫と会わせる例2

  1. 温度管理が可能な別部屋が用意できるようであれば、新しい猫の生活用品を一式、別部屋に揃える。
  2. 新しい猫が部屋の環境に慣れたら(威嚇や人に怯える様子がなくなり、リラックスした状態)、先住猫と新しい猫の使用している毛布等を交換し、お互いの匂いを知らせる。
  3. 扉を少し開け、先住猫と対面させる。
  4. 双方共に怯えや威嚇行動が出ない場合は、短時間先住猫を部屋に入れてみる。(必ず飼い主のいるときに)

猫を迎えたら

引取って頂いた猫に関する相談は、いつでも受け付けています。
飼い方や医療についてもお気軽にお問い合わせください。
代表番号にお電話頂ければ状況を伺いながらアドバイスをしております。
下記、よくあるご相談もご参照下さい。

健康診断は必要でしょうか?

健康診断は必要です。
猫は人間と違い言葉で不調や病状の説明をしてくれません。人が見て、明らかに異常と分かる症状が出る頃には病状が進行しているケースが多く、通院しても回復せずに亡くなってしまうこともあります。
そうした状態になる前に病気を見つけ、なるべく早期の段階で病気の治療を行うため、健康診断を行う必要があります。
若い猫であれば1年に1回。高齢期に入った猫(7歳以上)は半年に1回が一般的です。(個体差がありますので、実施回数や検査内容はかかりつけの獣医さんとよくご相談ください。)またお外にいた猫は先天的異常や他の猫から移った感染症の恐れ等もありますので、保護をしてから適切な時期に異常がないかどうか確認をすることをお勧めしています。
病気が早期に見つかれば回復の余地がまだまだあったり、治療費も高額にならなかったりと、猫だけでなく人にもメリットはあります。
猫を飼ったら是非、定期的な健康診断をご検討ください。

緊張してケージから出ません。

猫は環境の変化を嫌います。
ご自宅に迎えたら狭い場所を用意して、少しずつ本人のペースで新しい環境に慣れるのを待ってあげて下さい(段ボール箱や、布で覆ったケージなど)。
知らない場所で遮蔽物のない状況は、猫にとって最大のストレスになります。

ご飯を食べてくれない。

引き取ってすぐは緊張してご飯を食べないことがあります。
隠れられる、一人になれる環境を作ってあげて下さい。
人の気配がない時にこっそり食べる場合があります。
またウェットフードを人肌に温めると匂いが強くなり、食欲を刺激します。
食欲が無いのが緊張しているだけなのか、体調を崩しているのかを見極め、風邪症状等があればすぐに獣医師に相談して下さい。

排泄をしない。

引き取ってすぐは、緊張のあまり排泄を我慢してしまう事があります。
最初はトイレ自体の場所を隠れられる所にしてあげて下さい。
排尿が丸一日以上無いのは危険ですので、かかりつけの動物病院または代表番号にお電話でご相談下さい。
(トイレ以外に排泄の跡がが無いかも確認してみて下さい。)
排便は、引取り後すぐは2、3日無い場合もあります。
食欲があれば2、3日様子を見て大丈夫ですが、食欲も無い場合は、やはり動物病院か代表番号にご相談下さい。

トイレ以外で排泄をする。

飼い始めてから失敗するときは、トイレに原因がある場合があります。
トイレを清潔に保つ。(綺麗にしているつもりでも、匂いが残っている可能性)
トイレの形状、場所、砂の形状が気に入らない可能性があるので、変えてみる。
多頭飼育の場合は、トイレの数を増やしてみる。

これまでトイレでちゃんとしていたのに急にしなくなった、という場合は、何らかのストレスを感じていて、それを訴えている場合や病気が原因の場合もあります。

水を飲む量が少ない気がする。

猫のフードの水分含有量はドライが6〜10%が、缶詰が68〜78%です。
缶詰をよく食べる子は、必要水分量をそこから摂取していますので、見た目の飲水量は少なくなります。
飲水量が少なく見えても、元気食欲があり、尿や便なども良好であれば、すぐに心配する必要はありません。

体の水分が不足している場合は、脱水状態になります。
起きているときに、歯茎の部分が乾燥したり、被毛から艶がなくなったり、尿の量も少なくなります。こういった症状が見られた場合には、かかりつけの動物病院を受診してください。

入れたての冷たい水、少し汲み置いた水、ぬるま湯が好き、流れる水が好き、など水自体にこだわりを持つ子もいます。